英会話スクールの不都合な真実


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TEL (076)232-7142まで
定休日 日曜日(ただしGWを含む祝日はレッスン受講可)

  ネイティブ講師からレッスンを受けたら本物の英語を学ぶことができると思っていないでしょうか?本物の英会話レッスンだから習得も早いと思うことでしょう。しかし、「ただ英語が話せる」だけのネイティブの講師に教わっても話せるようにはなりません。

  レッスンを受ければ分かると思いますが、日本人の生徒が話す量とネイティブが話をする量を比較すると圧倒的に講師の方が多くなります。しかも、レッスンで英語を正しく指導してくれるならまだしも、おしゃべりな講師の場合はただ聞いているだけで、こちらから英語を話すチャンスすらありません。某大手スクールへ数年間通っていた生徒さんを教えたことがありますが、DOやDOESを使った現在形の疑問文すら作れませんでした。

  なぜ、そんな状況が起こるのでしょうか?それは「フリーカンバセーション」というスタイルのレッスンが英語教授経験・スキルに乏しいネイティブにとっては進行しやすい形式だからに他なりません。というか、それしかできないというのが実情なのでしょう。

  又、「英語が話せる」だけのネイティブ講師はあなたがどんな学習方法を取れば効率よく、英語が上達するようになるか、アドバイスすることはできません。あなたには合理的な学習が必要であるにもかかわらず、母国語として体験のみで言語習得したネイティブ講師にそれが分かるはずがありません。

  これが実は英会話スクール業界の「不都合な真実」なのです。日本で(特に地方で)プロのネイティブ講師を探すのは容易ではありません。正直、時間とお金の浪費にしかつながらないケースが多いです。実は、スクールを立ち上げたばかりのころ、私は某大手英会話スクールで、数年間教えた経験のある外国人講師を雇っていました。ふたをあけてみるとおぞましい現実をつきつけられました。

  エスティームのカリキュラムは海外の語学学校レベルで採用されているレベルのものなので、当然文法を英語で説明しなければなりません。しかし、その講師は「現在完了って何?」「不定詞って何?」といった質問を私にしてきたのです。英語の先生なのに文法の知識が無い、説明できないなんて話になりませんね。でも、これは日本の英会話スクールの現実なのです。

     海外の語学学校では外国人に英語を教えるにはEFL/ESL資格が必要となります。日本の英会話スクールで英語を教えた経験があるといって、自分の国に帰って英語を教えられるわけではないのです。資格を満たしているプロのネイティブ講師は、専門学校や大学レベルで教鞭をとっているか、自信があるので自らスクールを経営しています。わざわざ好き好んで大手で働く必要はないのです。

  公立の小中学校で英語を教えているALTとて、英会話スクール講師とレベルは変わりません。なぜなら応募資格は大卒資格だけですから。つまり「ただ英語を話す人」でしかないのです。にもかかわらず、日本政府はJETプログラムという名のもとに、多くは素人の英語講師を高給料で(私たちの税金で)優遇してきました。あるニュージーランド人で語学学校の経営に携わっている友人は、「なぜ、そんないい加減なプログラムが継続するのか理解できない」と言っていたのを覚えています。

  NOVAをはじめとして、多くの大手英会話スクールは破綻の道を辿ってきました。英語を話せるだけのネイティブ講師を使って、暴利をむさぼってきたのです。未使用のチケットや、返還されない授業料で泣いている方が何人もいます。英会話スクール業界は、残念ながらいい加減な経営者が多すぎます。教育の専門家が経営しているというケースはほとんど聞いたことがありません。レッスンの質はそっちのけで、会社の拡大・利益しか考えない、ただの金儲け主義者ばかりです。

  現在でも、レベルの低いネイティブ講師を使っているスクールは少なくありません。そういう状況がまかりとっているのは生徒さん(消費者)に、いまだネイティブ信仰が強いことを示しています。そういった状況下では需要(学習希望者)と供給(講師)のバランスが完全に崩れていますから、どうしても講師の質に妥協するしかなくなるのです。仮にスクールのオーナーがCELTAのような資格を持った優秀な先生であっても、その他の先生はただのネイティブというケースも少なくありません。ということはスクールの規模が拡大するにつれてレッスンのレベルが劣化するのは自明ですね。美味しいラーメン屋さんが、店舗を増やすにつれて味を劣化させていくのと同じ現象です。生徒さんが(ただ英語を話せるだけの)ネイティブ講師でも納得しているのだとしたら、誰でも雇えるので会社の経営的には良いのかもしれません。でも、貴重な授業料を払っている生徒さんの後の利益(英語力向上)には絶対なりません。

  あなたは海外で外国人に日本語を教えられますか。教授するには相当の知識と経験が必要です。日本語の教授法を学ばずに理路整然と国文法を説明できる人なんてほとんどいないはずです。日本で英語を教える外国人講師にも同じことが当てはまるはずなのですが、教育の質の根幹にかかわるこの部分が、ずっと日本では完全に手抜きされてきたのです。英語を教えるのはプロの仕事です。英語が話せるネイティブなら誰でもできる類のものではありません。

  エスティームは、英語を話せるだけのネイティブ講師には一切頼っておりません。これからもそのポリシーはぶれません。貴重なお金・時間を投資して真剣に学びたい方のみ、当校を門を叩いて下さい。どうかスクール選びは慎重にして頂きたいと願います。

 

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