先月高岡市立美術館へ行って来ました。こじんまりとした所で密にならない程度の人だったので快適に展示を楽しめました。ただ一つ引っかかることがありました。
スタッフは全員マスク+フェースシールドをしていたのです。意味が分かりませんでした。特に展示室の方については明らかに過剰防衛と取れるものでした。美術館でみんな静かに作品を鑑賞している時にどうやって顔に飛沫を浴びるのでしょうか？論理的に考えておかしくないでしょうか。
私たちが感染対策としてやっていることの意味を理解していない方がいるように思えます。周りがしているから従っているという人も多いでしょう。美術館でのフェースシールドは明らかにその一例と言えるでしょう。
現在の日本のコロナ対策は同調圧力によって機能している部分があまりにも大きいと思います。それはプラスに働いている面が多いのは否定しません。しかし政府が感染対策をこの同調圧力に依存して行う結果になっていることに危惧を禁じえません。感染者＝悪者 という図式になっているのも同調圧力の最たるものでしょう。これでは社会はどんどん生き苦しくなっていきます。
皆さんもっと冷静に今の状況に対応しませんか。
