ミスタービーンの毒舌日記


中学校一年生の二学期の壁

投稿日時:2020/09/17 15:39


中学校一年生の二学期に、英語においては最初の壁が待ち構えています。私も中学時代その壁に跳ね返され、英語が分からなくなった一人です。その体験を、現在は英会話エスティームにおける指導に生かしています。

主語が3人称現在単数の時、動詞にはーSがつくと習います。しかしながら、人称と単数・複数という概念はなかなかつかみずらいものです。それはなぜでしょうか。ズバリ言うなら、「人称」という訳語が混乱のもとなのです。

英語の文法書を読むと、1st person/2nd person/3rd personと記述してあります。直訳するならば、一番目の人、2番目の人、3番目の人となるのです。英会話エスティームでは、この点についてまず説明します。その上で、一番目の人は話している本人(もしくはその仲間)、2番目の人は話している相手(もしくはその仲間)、3番目の人は話題にしている人・ものというように説明します。一人称というと、中学生は単数、複数の概念と混同しています。素直に「人が一人いる」と解釈する子もでてきます。

大切な概念であるにもかかわらず、授業中にきちんと説明している先生は少ないように思えます。英語を英語で教える、という流れがあるにせよ、大切なことは日本語で教えるべきではないでしょうか。日本語で説明してもわからない生徒さんがいるという現実を直視すべきでしょう。
 日頃、エスティームで指導していると、成人の英会話を受講する生徒さんの多くも、この壁で苦しんでいることがよくわかります。中学校レベルの英語がいかに大切か?ということを毎日実感します。

三単現のSの正体について少しお話ししましょう。

He lives in Tokyo.      (肯定文)
He doesn't live in Tokyo. (否定文)
Does he live in Tokyo?   (疑問文)


私は中学の時、なぜdoesが疑問文と否定文の時いきなり登場するのか、そこで混乱しました。このなぜ?を明確にすることを日頃、英会話エスティームのレッスンで心がけています。文章で表現するのは難しいですが、次のことが言えます。

lives =does+live 助動詞DOESと動詞の原形LIVEが合体したものが、現在形のLIVEなのです。肯定文の場合、助動詞DOESは動詞の原形LIVEの後ろに隠れているのです。助動詞と主語を入れ替えるから疑問文は Does he live in Tokyo?となるのです。

次の場合はどうでしょうか。この場合は助動詞DOが動詞の原形liveの後ろに隠れています。現在形は非常に大切です。ここでつまずかないように、きちんと英語を指導できる先生の指導を受けることが大切です。迷ったら英会話エスティームを思い出して下さいね。

I live in Tokyo.
do+live




Powered by Flips