ミスタービーンの毒舌日記


非効率的英語学習

投稿日時:2020/09/18 11:08


日頃、高校生を指導していて感じるのは、学校現場は生徒にかなり非効率的な無駄な努力を強いているということです。英語だけでないですが、問題集や参考集が多すぎてどれも完全にこなせません。エスティームにおいては少なくとも決めた教材については、最後までやり抜くことにしています。一冊こなした、理解できるようになったという達成感なしでは成績は向上しないと思います。

センター試験が廃止され共通テストが導入されているわけですが、このテストでは四択の文法問題、発音アクセントは一問も出題されません。この是非については議論するつもりはありませんが、少なくとも生徒にとって必要な文法力は四択問題を解く力ではありません。はっきり言います。四択問題を解く文法力は読解力には全く結びつきません。にもかかわらず従来タイプの四択問題をテストで大量に出題しているのが残念な学校の現実です。

英語に限定して言うと、文法の問題集に時間をかけすぎています。いまだにネクステージという本を採用している学校があります。センターでは50点から60点分の役に立っていたでしょう。でも共通テストでは全く意味がありません。こんな本を一冊やるのは愚の骨頂というしかありません。

必要な類の文法力は何でしょうか。それは構文力です。これは正確な読解力、速読力に直結する大切な要素です。有名な美誠社の構文150がその養成には最適です。この構文力を軽視している学校があまりにも多すぎます。英会話エスティームでは構文力を重視します。去年早稲田大学に合格した生徒さんも構文150を一冊仕上げました。偏差値も軽く10は上がります。

誤った勉強法している生徒さん、是非受験対策は英会話エスティームにご相談下さい。


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