受験生の大きな悩みの一つは語彙力を増強することです。どこの学校でも単語帳を使って覚えさせようとしていますが、正直これは効率の良い方法とは言えませんし、当校では絶対おすすめしません。単語帳が100％駄目という意味ではありません。それだけに依存するのがよくないのです。まず単語帳依存のデメリットについて挙げましょう。
１ 単語帳に載っている意味しか覚えない。
単語帳には確率的に一番良く出てくる意味を列挙していますが、実際にはそれ以外の意味も出てきます。単語帳に依存することで、単語帳の意味しか覚えない受験生があまりにも多いです。
２ 目標と達成感がない
勉強には目標と達成感が必要です。何かを覚えてそれが結果につながれば頑張る意欲が自然と湧いてきます。しかし、単語帳を覚える目標は何でしょうか。これだけ覚えたらどこの大学へ行けるのでしょうか？ゴールは不明確です。これでは頑張る意欲がわくはずがありません。
３ 品詞を無視する習慣がつく
これは１と関係しますが、単語帳に依存するとそこに載っている意味そして品詞しか覚えません。実際の長文で別の品詞で使われていたとしても、機械的にその意味を当てはめようとする習性（非常にまずい）がついてしまいます。
エスティームの改善策
上のデメリットを克服するために当校では単語記憶＝長文理解 につながるメソッドを編み出しました。このファイルを見て下さい。最初のページには単語リストがあります。これは全てフレーズ単位で書いてあります。それは読解、作文で応用できるからです。2ページ目は作文です。ここでは上のフレーズを応用して書けるように工夫がこらされています。そして長文です。最初のページの単語が分かれば読解できるようになっています。つまり単語学習が長文理解へつながる、という実感が得られるのです。単語帳だけを漠然と使うのとは違います。生徒さんはあくまでも長文を理解するために単語を覚えるのですから、明確な短期的目標があるのです。そして最初の単語ページは何度も何度もレッスンで復習します。だから効率が良いのです。もし興味を持たれましたら当校のレッスン受講考えてみて下さい。
