ミスタービーンの毒舌日記


おぞましいある中学の英語教育

投稿日時:2013/07/04 17:24


金沢市の某中学の生徒を現在教えているが、中学入学とともに英語の成績が急下降してしまった。小学校の時からフォニックスも取り入れて指導してきたので非常にショックを受けています。原因はすぐに判明しました。学校で先生が使っているプリントです。

なんと教科書の本文の読みが全てカタカタで書いてあるではありませんか!だからその子の発音も最悪です。英語を日本語のように読むことを先生が公認しているのですから。

辞書でもカタカナ表記のものが最近よく出回っています。断言しましょう。百害あって一利なしです。英語を学ぶには発音がまず大切です。未知の単語を自力で読めなければ、自力で学習することは不可能です。日本の英語教育の一番悪いとことは、自力で学習できるようになる基礎力さえ高校卒業の六年間で身につかないことです。発音記号の読み方が分からないのでは無理もありません。

本当にどうしたらよいものか迷ってしまいます。そんな先生は即刻首にしてほしい、と言いたいところです。公立学校では先生は選べません。能力があろうがなかろうが関係ありません。これから英語を学びたい方、絶対にカタカナに頼ってはなりませんよ。そして、発音記号をきちんと教えられる先生を探して下さい。当校は数少ないスクールの一つです。


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