今年から新共通テストが始まります。英語はセンター時代とがらりと傾向が変わります。最大のポイントはリーディングはほぼ全て読解力を試す問題になるということです。英文は質より量といったところで、速読力の勝負です。もちろん正確に読むという前提ですが。
にもかかわらず、学校側はその新傾向に対応できていないように思えます。高校では英語は二つの違う科目が存在しているかのように、文法と読解が全くシンクロしていないのです。文法の授業はというといまだに旧態依然の四択文法問題が大量に定期テストに出されています。
私は文法は必要ない、と主張しているのではありません。文法が必要な理由は何でしょうか。英文を正確に速く読むためです。四択問題を解く能力は英文解釈には全く役に立ちません。それは断言したいと思います。英文解釈における文法力というのは構文力に他なりません。英文のSVOCMの要素を瞬時に判断し、文の骨格を把握する力です。これは英文を読むことによってしか身につきません。
英語が苦手だからといって長文読解を避けているなら、まずそこを根本的に改めて下さい。英会話エスティームは間違った受験生の学習習慣を一から見つめなおすヒントを与え、手遅れにならないように受験生をサポートします。まずはご相談下さい。
